なんでもイチから作ってみたい我が贅ラボ、先日キムチを作っていて思う。
キムチ作りに使ってるナンプラー、これってできたもの買って使ってるけど作れはしないものか…
そうそう使用頻度高いわけではなくとも、一本あるとキムチ作りだけでなく一気にアジアンテイストな料理に早変わりしてくれるので、何かと重宝するナンプラー。魚で作る醤油、通称【魚醤】であることは知っていましたが、作るに当たり調べてみました。
ナンプラーはタイの魚醤で、主にはカタクチイワシが使われるけれど原料に決まりがあるわけではなくいろいろな魚介類が使われるとのこと。
しかも魚と塩のみでできて1〜2年待つだけ!
これはやってみるべし!!
あの独特な匂いが苦手という方もおられますよね、あれが更に作るとなると絞る時には強烈な匂いを発するのだそう。お隣さんの近い街中の住宅地やマンションでは躊躇するところですが、
ここならできる。
多少音出そうが匂い出そうが迷惑かからないことを重要視して選んだ家ですからね。
ではさっそく作っていきましょう
魚醤の作り方
材料
・未処理の新鮮な魚 ーーー適量
・塩 ーーー魚の重さの20%
作り方
お刺し身でも食べられる新鮮な魚を買ってきました。
ちょうどよく未処理の小アジが箱でお安く売っていたのでドーンと買ってきました。
脂の多い魚は脂が酸化した臭みが出てしまって向いていないそうなので、アジがあってラッキー。
50匹オーバー、1.8kg入っていました。
せっかくのお刺し身鮮度のアジ、10匹ほどはなめろうとアジフライと干物にしていただいたので、魚醤の仕込み量は1.5kgほどです。
魚はきれいに洗っておきます。
ジップバックを念のため2重にして、魚、塩、魚、塩と重ねていきます。
入れ終わったらぎゅっと空気を抜いて閉じます。
まる1日ほど置くと水が上がってきて塩もほとんど溶けました。
そこから1週間、上がってきた水分がオレンジがかってきました。
このまま後はただ待つのみ。
うちでは味噌部屋と呼ばれる、気密性とか全くなく空気は外と通通っていう離れの一角の部屋があり、今で言うパントリーのような使い方をしているのですが、冬は外よりは多少暖かさが保たれ、夏は涼しいので名前の通り味噌や醤油やみりんや梅酒など仕込んだものを保管しています。
魚醤もそこで1年間熟成してもらおうと思います。
とにかく匂いが出るとのことなので棚板に染みたりしないよう漏れ対策だけは厳重に。
仕上がりを楽しみに、また1年後ご報告します!