ドライハーブを作ろう

移住1年目の今年、贅ラボでは春に何種類かのハーブを植えました。
うちでは何かと欠かせないハーブ、一緒にお引越しできなかったものも多くほぼ新たに再出発です。

ハーブって畑の野菜と違ってメイン食材ではないので料理中急に思い立って使いたくなったりするもの、家から一段下りなきゃいけない、しかも夜になると真っ暗になる畑では不便なので家の前のすぐに採りに行ける小さなスペースで栽培しています。

オレガノ、セージ、タイム、ローズマリー、タラゴン、バジル、ディル、ルッコラ、レモングラスなどなど…
香りが足されると料理が一気にワンランクアップした感じがしますしね。

お肉の仕込みにも大活躍。
春から秋にかけては常にフレッシュを摘みたてでたっぷり使える贅沢感がありましたが、1年草のハーブは寒くなれば枯れていくし宿根草や木になるものも冬には成長が止まるのがほとんど。

せっかく育てたハーブを冬の間にも楽しみたい!
ということで生育旺盛な9月下旬、冬支度としてドライハーブをたくさん作っておきましょう。
フレッシュとはまた一味違ったドライならではの香りが楽しめます。

ドライハーブの作り方

作り方はとっても簡単。
ハーブは朝の方が香りが強いと言われています。できるだけ午前中に収穫します。

洗って汚れを落としたらよーくよーく水を切ってキッチンペーパーの上に重ならないように並べます。

ちょっと量が多かったのでめちゃめちゃ重なってますが、本当は重ならないほうが失敗が少ないです。
セージやローズマリーのように長さがあるものは紐で茎を縛って吊るしてもOK。

このままパリパリに乾燥するまで直射日光の当たらない風通しのいい場所に置いておきます。

葉の薄いものなら2〜3日、ちょっと厚みにあるものでも1週間位で完成します。
あとは使いやすいサイズに砕くなりミルグラインダーで粉状にするなりして清潔な保存瓶に入れて完成。うちは特に湿気に悩まされる山沿いの家なので乾燥剤も一緒に入れておきます。

とても簡単なのですが、数少ないコツはとにかく洗ったあとの水切り。
いつまでも濡れた状態で置いておくと色が悪くなってしまいます。

時短法として電子レンジで乾燥させる方法もありますが、レンジを使う場合も水をよく切ってからでないと茶色く色の悪いドライハーブになってしまいます。

フレッシュのほうが贅沢感があると言ったものの、ドライならではの楽しみ方もあります。
細かく砕いたハーブをお好みでMIX、塩と合わせればオリジナルのハーブ塩の完成。
フライドポテトやフリット、自分で炒ったポップコーンに振りかけると絶品です。

ちなみに私のお気に入りは『たまごサラダ+タラゴン』、『なすのフリット+タイム』です。

ぜひお試しあれ!