平地よりも冬が寒く春になっても朝晩の気温が低めで夏野菜の発芽が遅いなーと感じた、ここ小原。
特に発芽温度の高いバジルはなかなか芽を出さず心配したものですが、7月ともなると日中37℃予報とかが普通に出るようになり、バジルも着々と成長しています。
バジルや紫蘇、えごまといったタイプの葉物は摘心して脇芽を出し、更に伸びてきた脇芽を摘心して、と枝分かれしてどんどん増えていくので株数が少なくても大収穫が見込めます。
うちでは種から育てて10株程を栽培していますが、この方法で増やしていくとまだまだ15cmほどの高さの小さな苗ばかりですがちょっと香りを楽しむ程度に添えるくらいじゃ到底消費しきれないくらいの量が採れ出します。
バジルがたくさん採れたらやっぱりジェノベーゼソースです。これが楽しみで毎年バジル栽培に乗り出すのですが、虫食いで全滅したり鉢で育ててた時は水切れで枯らしてしまったりうまくいかないときもチラホラ。今年は小原移住1年目、気候や土の状態も探り探りでしたが、畑じゃなく家の前のハーブエリアがすごく順調で虫食いも少なく元気に育ったので念願のジェノベーゼを作ります!
ジェノベーゼソースの作り方
材料
・バジルの葉っぱ ーーー80g
・太白ごま油 ーーー80g
・オリーブオイル ーーー40g
・にんにく ーーー2かけ
・松の実 ーーー20g
・塩 ーーー小さじ2
作り方
1,にんにくと松の実を細かく刻んで塩と太白ごま油と合わせておきます。
2,バジルは軸から外して葉っぱだけにしてきれいに洗って水気を切ります。
3,今回はバジルの量が多いので2回に分けます。葉っぱを適当にちぎって1に入れ、
ハンディーブレンダーでガーッと回します。
残り半量も続けてやったら最後にオリーブオイルを入れて混ぜたら完成。
瓶で保存する場合表面に葉っぱが出てしまうと色が悪くなるだけではなくカビやすくなってしまうので、最後に足すオリーブオイルを少し残して瓶に入れたジェノベーゼソースに蓋をするように表面をオイルで満たしておくといいです。
あと、多少辛味が足されても大丈夫な方は乾燥の唐辛子を入れておくとカビにくくなります。
全量オリーブオイルでも良いのですが、バジルの香りをより楽しみたいのでうちでは香りの少ない太白ごま油を多めにオリーブオイルとを合わせて使っています。ここはお好みでいいと思います。
作ったジェノベーゼソースは王道にパスタはもちろん
トマトと和えてサラダにしたり
ポテサラにマヨネーズと一緒に使っても美味しかったです。
パンやクラッカー、焼き野菜や鶏肉のソテーのソースなどに使っても美味しいし、使い方次第で彩りや香りをプラスしてくれるとても優秀なソースです。
これからどんどん育ってくると思うので、この時期に大量に作って冷凍しておくのもアリです。
バジルがたくさん採れたらぜひ作ってみてください。
採れたてバジルで作るジェノベーゼは格別です!